卒業アルバムの処分に悩んだら?業者利用のメリットと後悔しない手放し方ガイド
- Yoshio Nkashima
- 7月25日
- 読了時間: 10分
「卒業アルバムを処分したいけど方法がわからない」
「処分を代行してくれるおすすめの業者を教えてほしい」
断捨離や終活をおこなうと、ずっと保管された卒業アルバムが見つかり懐かしい気持ちになりますよね。荷物の整理を始めたなら卒業アルバムは処分したいと考える人も多くいますが、処分方法がわからず捨てれない人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、卒業アルバムの処分方法や後悔をしないコツについて詳しく解説をします。
■この記事を読んでわかること
● 卒業アルバムを処分する4つの方法
● 卒業アルバムを処分してくれるおすすめの業者
● 卒業アルバムを処分してくれる業者の特徴
思い出を忘れないようにするためにも、卒業アルバムを手放す方法はしっかりと決めておきましょう。
卒業アルバムを業者に依頼して処分してもいいの?

卒業アルバムを業者に依頼して処分しても問題ありません。むしろ、個人情報や写真が含まれるデリケートなものだからこそ、専門業者に依頼することで安全・確実・後悔のない処分ができます。
以下に、卒業アルバムを処分するのに、業者に依頼するメリットについて、解説します。
● 業者に依頼して処分するのは個人情報を綺麗に破棄できる
● 思い出を粗末にしたくないという気持ちにも応えてくれる
● 手間をかけずに処分することができる
卒業アルバムは単なるアルバムではなく、学生時代に築いてきた大切な人生の記録です。業者によっては、処分前にスキャンしてデジタルデータとして残すサービスやお焚き上げ供養に対応しているプランもあります。
捨てるのは心が痛むけれど、置いておく場所もないという気持ちに寄り添ったサービスも充実しているので、後悔の少ない形で卒業アルバムを手放すことができますよ。
卒業アルバムを処分する4つの方法

実際に、卒業アルバムを処分するには以下4つの方法があります。
● 家庭ごみとして処分する
● 社寺のお焚き上げで供養して捨てる
● ゴミ処理施設に持っていく
● 安全に処分をしてくれる業者に依頼をする
間違った方法で、卒業アルバムを処分してしまうとのちに、トラブルの原因になることもありますので、注意すべきポイントを含めて、ここで一緒に確認をしておきましょう。
家庭ごみとして処分する
卒業アルバムは可燃ごみとして出せる地域もあり、自宅から手軽に処分できます。
しかし、自分以外にクラスメイトの名前や顔写真が多く掲載されているため、そのまま捨てるのは個人情報の観点からおすすめできません。もし、家庭ごみとして処分をするなら処分前に、ページを切り離して名前の記載部分や写真をシュレッダーにかけたり、油性ペンで塗りつぶすなどして、情報が読めないようにしましょう。
特にゴミ収集時に、他人の目に触れる可能性があるので、透明の袋に入れるのではなく、中身の見えない袋を使ったほうが安心です。ゴミ収集の方法は地域によって、大型ごみや古紙扱いになる場合もあるので、事前に自治体の分別ルールを確認しておきましょう。
社寺のお焚き上げで供養して捨てる
卒業アルバムは思い出や魂が宿るように感じられ、ゴミとして捨てることに抵抗がある人もいるでしょう。
そうした場合は、神社やお寺のお焚き上げで供養してもらうと気持ち的に罪悪感もなく処分をすることができますよ。お焚き上げは、写真や人形など大切だったものを感謝とともに送り出す日本独自の文化で、心の整理にもつながります。
事前にお焚き上げを受け付けているかどうか、最寄りの寺社に問い合わせが必要です。最近では郵送で受け付けてくれるお焚き上げ代行サービスもあり、近くに神社やお寺がなくても利用可能です。
費用は1冊あたり数千円が目安で、供養証明書を発行してくれる業者もあるため、安心して依頼できますよ。
ゴミ処理施設に持っていく
大量のアルバムがある、または早く処分したい人は、自治体のゴミ処理施設(清掃センター)に直接持ち込む方法もあります。
家庭ごみと同じく個人情報への配慮は必要ですが、施設によっては即日処理されるため、ゴミ収集日を待つ必要がないのがメリットです。持ち込みの際は、施設の受付時間や受け入れルールを事前に確認しておきましょう。
基本的に可燃ごみとして扱われることが多いですが、一部地域では古紙リサイクル対象外となる場合もあるため注意が必要です。
持ち込みには運搬手段も必要なので、車がない場合はタクシーやレンタルカーなどの手配も検討しましょう。
安全に処分をしてくれる業者に依頼をする
個人情報が心配、自分では捨てられないという人には、卒業アルバムを処分してくれる専門業者に依頼してみましょう。
このような業者は、アルバムを溶解処理や焼却処分してくれるだけでなく、処分証明書の発行や輸送中の個人情報保護にも配慮してくれます。
依頼は郵送キットを取り寄せて送るだけの簡単なものが多く、1冊から依頼できる業者もあります。
業者を選ぶときは、口コミや処分証明の有無、個人情報の取り扱い方針などをしっかり確認してから依頼するようにしましょう。
卒業アルバムを処分してくれるおすすめの業者4選!

卒業アルバムの処分を代行してくれるおすすめの業者を4社紹介します。
● メモリーズスキャン
● ヤマト運輸
● 日本郵便
● 株式会社ワラケン
業者 | メモリーズスキャン | ヤマト運輸 | 日本郵便 | 株式会社ワラケン |
料金 | 無料 (スキャニング依頼が必要) | ECOBox 1,650円〜3,080円 | (試行価格) 2,880円(税込) | 2,750〜3,300円 |
ここで紹介をするおすすめ業者は、それぞれ異なる特徴がありますので、自分に適したサービス業者を選択できるように、ぜひ参考にして下さい。
メモリーズスキャン
メモリーズスキャンは思い出をデジタル化してから処分したいという人におすすめです。
アルバムをスキャンして画像データ化し、必要な場合は原本を安全に処分してくれます。卒業アルバムのような大きな製本にも対応しています。
料金 | 基本料金:2,000円 卒業アルバム(50ページ以内)のデータ化:12,000円 処分費用:無料(スキャニング依頼が必要) |
メリット | ・スキャニングから処分まで、一貫対応してくれるので手間が少ない ・個人情報や写真も安全に処理してくれる ・溶解処理による機密抹消型で処分をしてくれる |
処分方法 | ①公式サイトから申し込み ②発送ボックスを注文 ③アルバムを同封して返送 ④スキャン完了後にデータ納品・処分対応 |
ヤマト運輸
ヤマト運輸単体では「機密文書リサイクルサービスEcoBox」を利用することで処分をしてくれます。
個人での利用はできませんが、処分したい卒業アルバムを詰めた箱を自宅まで引き取りにきてくれるのは、助かりますよね。
料金 | ECOBox S:1,650円(税込) ECOBox M:2,079円(税込) ECOBox L:3,080円(税込) |
メリット | ・大量のアルバムも自宅から引き取り可能 ・未開封のままボックスごと溶解するので、情報漏洩の心配がない ・大手運送会社のため信頼度が高い |
処分方法 | ①公式サイトから申し込み ②自宅に届いたECOBoxに卒業アルバムを入れ、回収を依頼 ③処分をする ④溶解証明書はWebからダウンロード |
日本郵便
日本郵便が個人向けに試行販売している書類溶解サービスがあります。
郵便局から提供される専用箱はセキュリティサービスが付加されたゆうパックで溶解工場に配達され、すぐに溶かして処分をしてくれます。
箱ごと処分できる書類溶解サービスは、法人向けには提供されていることが多く、個人向けに利用できるのは少ないなかで、郵便局がこのようなサービスを提供しているのは助かりますよね。
料金 | (試行価格)2,880円(税込) |
メリット | ・捨てるのではなくリサイクルに出すのでエコ ・郵便局という身近な存在を活用しやすい ・機密文書の取り扱いにも対応している |
処分方法 | ①必要事項を記入した申込書を窓口に提出する ②申し込み後、1週間程度で専用キッドが届く ③申し込みから1年以内に専用キッドを出す |
株式会社ワラケン
株式会社ワラケンは、機密書類や個人情報書類の処理を専門にしている会社で、卒業アルバムのような冊子にも対応しています。法人・自治体からの依頼実績も多く、信頼性が高いです。
セキュリティーパック21は、卒業アルバムなどの機密資料を梱包したまま溶解処理でき、証明書付きで利用できるメリットが大きいサービスです。個人情報に気をつけながら、手軽に処分したい人にはおすすめです。
料金 | セキュリティーパック21:2,750〜3,960円 セキュリティーパック21ライト:2,640円~3,300円 |
メリット | ・情報保護のレベルが非常に高い ・大量処分や定期処分にも対応している ・バックアップ体制が整っている。 |
処分方法 | ①公式サイトよりキットを購入する ②キットが届き次第、詰めて発送する ③機密処理溶解処理施設に搬入し無開封のまま処理をする ④溶解処理証明書が郵送される |
卒業アルバムを処分してくれる業者の特徴

卒業アルバムを処分してくれる業者を選ぶときには、依頼先の特徴や注意点があります。
ここでは、業者選びのポイントを含めて以下のことを解説していきます。
● 業者に処分の依頼するときのメリット・デメリット
● 業者選びのポイント
● 処分を依頼するときの注意点
業者によっては、思い出品として供養処分をしてくれるところもあります。捨てることに抵抗がある人は、そのようなサービスを選ぶと気持ちの整理にもつながりますので、ここでしっかり確認をしておきましょう。
業者に処分の依頼するときのメリット・デメリット
卒業アルバムを業者に依頼して処分することには、安心・安全・手間軽減といった大きなメリットがある一方で、費用や心理的なハードルといったデメリットもあります。
以下に、卒業アルバムの処分を業者に依頼するときのメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
● 高いセキュリティで情報漏洩リスクが低い ● 手間をかけずに処分できる ● プランによって処分への罪悪感が和らぐ | ● 処分費がかかる ● 処分までに数日必要になる ● 依頼業者を信頼できるか不安を感じる |
多少の費用や時間はかかりますが、処分するときの負担を減らしたい人には、業者へ依頼することを検討してみましょう。
業者選びのポイント
業者を選ぶ際は、以下のようなポイントをチェックすることで、安心して任せられるかどうか判断できます。
チェック項目 | 確認する理由 |
溶解・焼却などの処理方法 | 見られずに安全に処分されるかの確認のため |
処分証明書の発行可否 | きちんと処分された安心感のため |
個人情報保護の方針 | 法令に基づいた対応がされているか |
料金体系や対応冊数 | 1冊から依頼可能か、送料や費用を把握するため |
上記以外にも、口コミや評判などをチェックすると、実際に利用した人の感想を聞けて、安心材料となるので、公式サイトだけでなく、SNSや口コミサイトも参考にすると良いでしょう。
処分を依頼するときの注意点
業者に卒業アルバムの処分を依頼するときは、事前に以下の点を確認しておくことで、トラブルを避けられます。
● 梱包方法を守ること
● アルバムの中身を見直しておくこと
● キャンセルや返品条件を確認すること
業者から送られてくる専用キットを使う、あるいは指定の方法で送る必要があります。間違った方法で送ると処分してもらえない場合もあるので、気をつけましょう。
また、卒業アルバムを処分してしまったら、元に戻すことはできません。残しておきたいページや写真は、事前にスキャンしてデータ保存しておくなど、後悔のないようにしておきましょう。
卒業アルバムを処分するならメモリーズスキャンでデータ化してから!
卒業アルバムを処分しようか迷っているなら、メモリーズスキャンでデータ化してからおこなうのがおすすめです。
卒業アルバムには、友人とのかけがえのない思い出が詰まっています。いきなり捨ててしまうのは、どこか心残りがあるものです。しかし、メモリーズスキャンを使えば、ページごとに高画質でスキャンしてデジタル保存してくれます。
しかも、スキャン後はそのまま安全に処分までしてくれるサービスもあるので、自分で手間をかけずに整理ができて、保管場所に困っている人にもぴったりです。
「大切な思い出を残しつつ、すっきりと手放す」そんな終わり方ができるのが、メモリーズスキャンの魅力です。卒業アルバムを処分する前に、ぜひ一度メモリーズスキャンでデータ化を含めて検討してみてくださいね。